アジングの朝マズメ攻略!釣れる時間とルアーの色やアクション

こんにちは。

ジギングナビ、運営者の「ジン」です。

皆さんはアジングをしていて、朝マズメという絶好のチャンスになぜか釣れないといった経験はありませんか。

もっと釣果を伸ばすには、どんなワームやカラーを選べばいいのか、メタルジグは必要なのか、適切なレンジはどこなのかと迷うことも多いですよね。

実は、この時間帯特有の青物の回遊や光量の変化に合わせた戦略を知っているだけで、釣果は劇的に変わるかもしれません。

この記事のポイント

  • 朝マズメの時合を逃さないための具体的なスケジュール管理
  • 光量変化に合わせたルアーカラーのローテーション術
  • 青物や回遊魚が混ざるタイミングでのタックル対応
  • 釣果を伸ばすためのレンジ把握とアクションの基本

アジングの朝マズメ攻略と時合

アジングの朝マズメ攻略と時合

朝マズメはアジの活性が最も高まるゴールデンタイムですが、漫然と投げているだけでは釣果を最大化できません。

光の量や潮の動きに合わせて刻々と状況が変わるため、事前の戦略が釣果を分けます。

ここでは、時合のメカニズムや具体的な攻略手順について解説します。

 

朝マズメの釣れる時間とタイミング

一般的に朝マズメと呼ばれる時間帯は、日の出の1時間前から日の出直後までの約1時間半を指すことが多いですね。

この時間は、水中が真っ暗な状態から薄明、そして日の出へと急激に光量が変化するタイミングです。

 

薄明(はくめい)が最大のチャンス

特に「薄明(はくめい)」と呼ばれる、空が白み始めてから太陽が顔を出す直前までの時間は、アジの警戒心が薄れ、エサを活発に追いかける最大のチャンスタイムになります。

 

国立天文台の定義によれば、夜明け(薄明の始まり)から日の出までは、太陽の中心の伏角が7度21分40秒になる時刻から太陽の上辺が地平線に一致するまでとされています(出典:国立天文台『日の出・日の入りの定義』)

 

釣り人としては、この「空が白んでから太陽が出るまで」のわずか30分間こそが、勝負の時です。

 

 

私の経験上、完全に日が昇って海面に直射日光が当たり始めると、アジは深場へ移動したりストラクチャーの影に隠れたりしてしまうため、手返し良く釣ることが求められます。

 

 

時合を逃さないコツ スマートフォンの天気アプリなどで「日の出時刻」を必ず確認し、その1時間前にはポイントに入って準備を済ませておくのがベストです。

現場に着いてからリグを組んでいる時間は命取りになります。

 

釣れない時に見直すべきレンジ操作

「周りは釣れているのに自分だけ釣れない」という時は、探っているレンジ(水深)がズレていることがほとんどです。

朝マズメのアジは、レンジがコロコロと変わるのが特徴です。

 

プランクトンの動きをイメージする

プランクトンの動きをイメージする

朝マズメの開始直後、まだ薄暗い時間帯は、プランクトンが表層付近に浮いていることが多く、アジも表層(カウント0〜5秒)で当たることがよくあります。

しかし、日が昇って明るくなるにつれて、動物性プランクトンは光を嫌って沈んでいく習性があります。

これに合わせて、アジの群れも徐々に深いレンジへと移動します。

最初はずっと表層で釣れていたのに、急にアタリが止まったら、それはアジがいなくなったのではなく「レンジが下がった」合図かもしれません。

 

カウントダウン(ルアーが着水してから沈める秒数)を5秒、10秒、15秒と増やしていき、アジの群れを追いかけるようにレンジを下げていく意識を持つことが大切かなと思います。

 

明るさで変わるアクションのコツ

暗い時間帯と明るくなってきた時間帯では、有効なアクションもガラリと変わります。

ここを意識するだけで、スレたアジにも口を使わせることができます。

 

暗い時間帯:スローな誘い

まだ真っ暗なうちは、アジも視覚より側線(水流を感じる器官)を頼りに捕食しているため、スローなリフト&フォールでじっくり見せるアクションが効きやすいですね。

ワームの波動をしっかり出し、見つけてもらう時間を稼ぎます。

 

明るい時間帯:リアクション狙い

一方、空が明るくなり視界が良くなってくると、アジはルアーを「偽物だ」と見切るようになります。

こうなると、キビキビとした速いアクションや、左右にダートさせる動きで、アジに考える隙を与えずに反射的に口を使わせる「リアクションバイト」狙いが有効になります。

「明るくなったら動きを速くする」と覚えておくと良いでしょう。

 

青物対策と回遊パターンの攻略

青物対策と回遊パターンの攻略

朝マズメの海はアジだけでなく、サバやブリの幼魚(ツバス・ワカシ)、カンパチなどの「青物」も活性化します。

アジングをしていて、強烈な引きでラインを一瞬で切られる犯人はだいたい彼らです。

 

もし釣り場でナブラ(小魚が水面で追われている現象)が発生したり、周りで青物が釣れ始めたりしたら、アジの群れは青物に怯えて散ってしまうか、ボトム(海底)や壁際に張り付いて動かなくなることがあります。

そんな時は、無理にアジを狙い続けず、少し強めのタックル(PEライン0.4号以上など)に持ち替えて、メタルジグで青物を狙うのも一つの手ですね。

 

また、青物が回遊している時でも、そのおこぼれを狙ってボトム付近を丁寧に探ると、良型のアジがひっそりと残っていることもあります。

ナブラの下は意外とアジのパラダイスだったりします。

 

貴重な時合を逃さない仕掛けの準備

朝マズメの時合は短ければ15分、長くても1時間程度で終わってしまいます。

この貴重な時間に、ライントラブルで糸を結び直していたり、ルアー選びに迷っていたりするのは本当にもったいないです。

 

事前の準備が釣果を分ける 現場に到着してからリーダーを結ぶのではなく、家で完璧な状態にしておきましょう。また、以下の準備をしておくと安心です。

 

  • 予備のリーダーを組んだスプールを用意する
  • スナップを使用し、ルアー交換を数秒で済ませる
  • ワームをあらかじめジグヘッドにセットしておく

朝マズメのアジングに効くルアー

朝マズメのアジングに効くルアー

マズメ時は光の量が秒単位で変化するため、アジからのルアーの見え方もどんどん変わっていきます。

状況に合わせたルアーセレクトができるかどうかが、数を伸ばすための鍵になります。

 

おすすめのワームの色と選び方

朝マズメに持っていくべきワームのカラー系統は、大きく分けて以下の3つです。それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。

 

  • グロー(蓄光)系:暗い時間帯に自発光してアピールします。濁りがある時にも有効です。
  • ゴールド・チャート系:薄明るい時間帯に環境光を反射して目立ち、活性の高いアジを寄せます。
  • クリア・ナチュラル系:日が昇ってからの澄んだ潮で見切らせません。ラメ入りでアミやシラスを模倣します。

特に「チャート(蛍光黄色)」や「ゴールドラメ」が入ったカラーは、マズメ時の高活性なアジに対して非常に強いアピール力を持っているので、必ずタックルボックスに入れておきたいですね。

 

状況に応じたカラーローテーション

状況に応じたカラーローテーション

私が普段実践しているカラーローテーションの基本パターンをご紹介します。光量の変化に合わせて「徐々に地味にしていく」のがコツです。

 

  1. 暗い時間(日の出前):まずは「グロー系」や「ソリッドホワイト」など、シルエットがはっきり出る色でアジに存在を気づかせます。
  2. 薄明(空が白む頃):最もチャンスの時。アピール力の高い「チャート」や「オレンジ」、そして紫外線に反応して青白く光る「ケイムラ(紫外線発光)」を投入して、やる気のあるアジを効率よく釣ります。
  3. 日の出後:光が入り水中が見えやすくなるので、「クリア系」や「シラスカラー」など、透明感のある色に変えて違和感を消します。ここで派手な色を使い続けると見切られます。

「目立つ色」から始めて、徐々に「馴染む色」へシフトしていくのが鉄則です。

メタルジグの重さと使い方の極意

ワームで見切られるようになったり、沖の深場にアジが移動してしまったりした時に活躍するのが「メタルジグ」です。アジングでは1.5g〜5g程度の極小メタルジグ(マイクロジグ)を使用します。

 

なぜメタルジグなのか

メタルジグの強みは何と言っても「飛距離」と「沈下速度」です。ジグ単(ジグヘッド+ワーム)では届かない沖の潮目や、深場のボトムを素早く直撃できます。

時合の終盤、手前のアジが釣れなくなったタイミングこそが出番です。

 

使い方は難しくありません。

投げて底を取り、チョンチョンと2〜3回しゃくってからカーブフォールさせるだけ。

このフォール中に「コツン」と当たることが多いですね。

 

五目釣りも楽しめる メタルジグを使うとアジだけでなく、カマスやメバル、カサゴなどもよく釣れます。朝マズメの楽しい五目釣りも魅力の一つです。

 

釣れない原因とワームサイズの調整

釣れない原因とワームサイズの調整

 

「アタリはあるのに乗らない(針掛かりしない)」というショートバイトに悩まされることもありますよね。

これはアジが餌を吸い込む力が弱かったり、ワームが大きすぎて口に入りきっていなかったりする可能性があります。

 

そんな時は、ワームのサイズを小さくしてみましょう。

普段2.0インチを使っているなら、1.5インチや1.2インチへサイズダウンするだけで、嘘のようにフッキングが決まることがあります。

 

ジグヘッドの重さも調整

また、ジグヘッドを軽くして(例えば1.5gから0.8gへ)、アジが吸い込んだ時に口の奥まで入りやすくするのも効果的です。

軽いと沈むのが遅くなりますが、その分「食わせの間」を長く作ることができます。

 

朝マズメの終了と帰るタイミング

楽しい時間はあっという間ですが、引き際を見極めるのもアジングでは重要です。

私の帰るタイミングの目安は、「太陽が完全に水平線から出て、海面を照らし始めた時」です。

 

この時間になると、アジはストラクチャーの奥や沖の深場へ移動してしまい、岸からは釣りにくくなります。

また、フグやベラなどの「エサ取り」と呼ばれる外道が活発に動き出し、大切なワームをボロボロにされることが増えてきます。

これらが釣れ始めたら、「今日の朝マズメは終了!」と割り切って納竿するか、別の釣り物を楽しむのが良いかなと思います。

 

アジングの朝マズメ攻略まとめ

朝マズメはアジが最も釣りやすい時間帯ですが、光量や潮の変化に合わせた柔軟な対応が求められる奥深いゲームでもあります。

 

時間帯 狙い方 おすすめルアー
日の出前(暗) 表層〜中層をスローに グロー、ソリッド系
薄明(マズメ) 手返し良く、アクション強め チャート、ゴールド、ケイムラ
日の出後(明) ボトム中心、リアクション クリア、メタルジグ

 

このように時間帯ごとの変化を意識して、ルアーやレンジを調整していくことで、釣果は確実に伸びていきます。

ぜひ次の釣行では、この戦略を試してみてくださいね。

 

※本記事の情報は一般的な目安であり、地域や当日の状況によって異なります。安全第一で釣りを楽しみましょう。