船釣りはお金がかかる?リアルな費用内訳と元を取るコスパ術

こんにちは。ジギングナビ、運営者の「ジン」です。

船釣りに興味はあるけれど「船釣り お金がかかる」というイメージが先行して、なかなか第一歩を踏み出せずにいませんか。

確かに、道具を一式揃えたり、毎回の乗船料を支払ったりと、堤防釣りなどの陸っぱりに比べればある程度の予算は必要になります。

「趣味にそこまでお金をかけられないよ…」と躊躇してしまう気持ち、痛いほどよく分かります。

 

しかし、その費用の相場や内訳を正しく理解し、賢く工夫することで、意外とコストを抑えて楽しむことも可能なんです。

最初はレンタルで済ませたり、中古ショップを活用したりと、やり方次第でハードルはグッと下がります。

今回は、初心者が気になる初期費用の目安や、私が実践している節約術、そして金額以上の価値がある船釣りの魅力について、自身の経験を交えて包み隠さずお話しします。

この記事のポイント

  • 船釣りを始めるために必要な初期投資と1回の釣行費用の目安
  • レンタルタックルや中古市場を活用した賢いコストダウン術
  • スーパーの鮮魚価格と比較して検証する船釣りのコストパフォーマンス
  • お金には代えられない船釣りならではの特別な体験価値と魅力

船釣りはお金がかかるという真実と費用の内訳

船釣りはお金がかかるという真実と費用の内訳

まずは、誰もが気になるお金の話から直球で切り込んでいきましょう。

「船釣り お金がかかる」というのは事実ですが、具体的に何にどれくらいの費用がかかるのかを分解してみると、納得できる部分や削れる部分が見えてきます。

私が普段感じているリアルな金銭感覚も含めて、費用の全体像を解説します。

 

初心者が船釣りを始めるための予算目安

これから船釣りを始めようと思ったとき、最初にぶつかる壁が「初期投資」ですよね。

全くのゼロから道具を揃える場合と、ある程度の道具を持っている場合では大きく異なりますが、一般的には「まずはレンタルで体験」というスタイルなら、初期費用はほとんどかかりません。

 

船宿のレンタルを利用すれば、竿とリールは持っていかなくてOKです。

必要なのは、動きやすい服装と長靴、そしてクーラーボックスくらい。これなら、数千円のプラス出費で済みます。

 

しかし、自分の道具(マイタックル)を揃えて本格的にスタートするとなると、それなりの予算が必要です。

例えば、初心者向けの「ライトアジ」や「キス釣り」といった釣り物であれば、竿とリールのセットで2万円〜3万円程度から揃えることができます。

一方で、ジギングやタイラバ、あるいは電動リールが必要な釣り物になると、初期投資だけで5万円〜10万円オーバーということも珍しくありません。

 

いきなり最高級の道具を揃える必要はありません。

最初はエントリーモデルや、汎用性の高い道具からスモールスタートするのが、長く続けるコツですよ。

まずは「レンタル」で船釣りの楽しさを知ってから、徐々に自分の道具を揃えていくのが一番の節約になります。

 

道具一式を揃える際の値段と節約術

道具一式を揃える際の値段と節約術

具体的に道具一式を揃える際の内訳を見てみましょう。

新品で購入する場合のざっくりとした相場感です。

上を見ればキリがありませんが、初心者が「安心して使えるレベル」での目安になります。

 

アイテム 初心者向け予算目安 備考
ロッド(竿) 8,000円〜15,000円 専用竿または汎用ライトゲームロッド
リール 6,000円〜15,000円 PEライン(糸)込みの価格帯
ライフジャケット 15,000円〜25,000円 安全のため桜マーク付き(Type A)が必須
クーラーボックス 5,000円〜15,000円 保冷力により価格差が大きい
ウェア(雨具) 3,000円〜10,000円 ワークマンなどを活用すれば安価
小物類(ハサミ等) 2,000円〜3,000円 100均でも代用可能

 

こうして見ると、やはりライフジャケットが高いと感じるかもしれません。

しかし、これは命を守るための必須装備であり、すべての小型船舶乗船者に着用が義務付けられています。

ここだけはケチらずにしっかりしたものを購入することをおすすめします。

(出典:国土交通省『ライフジャケットの着用義務拡大』

 

節約のポイントは「ウェア」と「小物」です。

釣り具メーカーのウェアは高機能ですが高価です。

最初はワークマンなどの作業着ブランドのアウトドアラインを活用することで、大幅に費用を抑えられます。

ハサミやタオルなどは100円ショップで十分ですよ。

地域や釣り物による乗船料の相場

次に、釣行のたびにかかる「ランニングコスト」の主役、乗船料についてです。

これは地域や釣り物、船の形態(乗合船か仕立船か)、そして時間(半日か一日か)によって大きく異なります。

 

例えば、東京湾の手軽な「半日アジ船」であれば、6,000円〜7,000円程度が相場です。

エサや氷が含まれていることも多く、お昼過ぎには帰港できるため、非常にリーズナブルかつタイパ(タイムパフォーマンス)が良いです。

一方、一日船で沖に出るジギングやタイラバ、あるいは遠征となると、12,000円〜18,000円程度が相場になってきます。

 

地域・釣り物 料金相場(1名) 特徴
東京湾(ライトアジ・キス) 6,000円〜8,500円 半日船が多く、初心者にも優しい価格設定
大阪湾(タチウオ・ジギング) 8,000円〜13,000円 ポイント移動距離や駐車場代で変動あり
福岡・玄界灘(青物・イカ) 13,000円〜18,000円 大型船での遠征が多く、釣果も期待大

 

地域によっては、これに加えて「燃料サーチャージ」として500円〜1,000円程度が加算される場合もあります。

予約サイトや船宿のホームページで事前に総額を確認しておきましょう。

 

レンタルタックルの費用と破損時の弁償

「道具を買うのはまだ早いかな」という方には、レンタルタックルが強い味方です。

多くの船宿では、竿とリールのセットを500円〜2,000円程度で貸し出しています。

手巻きリールなら安く、電動リールの場合は3,000円前後かかることもあります。

 

ただし、注意が必要なのが破損や紛失時の弁償です。

不注意で竿を折ってしまったり、手を滑らせてタックル一式を海に落としてしまったりした場合、実費(数千円〜数万円)を請求されるケースが一般的です。

特に海への落下(水没)は、リール代と糸代も請求されるため高額になります。

 

レンタルの道具はあくまで「借り物」です。

大切に扱うのはもちろんですが、万が一に備えて「レジャー保険」や「携行品損害保険」などに加入しておくと、破損時の費用が補償される場合があるので安心です。

数百円で入れる1日保険もあるので、検討してみてください。

 

意外と見落としがちな交通費や駐車場代

意外と見落としがちな交通費や駐車場代

計算に入れるのを忘れがちなのが、港までの移動コストです。

自宅から港までのガソリン代、高速道路料金、そして現地の駐車場代がかかります。

 

例えば、都内から神奈川県の金沢八景へ行く場合、高速代は往復で数千円、駐車場代は1日500円〜1,000円程度です。

これが遠征となると、高速代だけで往復1万円を超えることも珍しくありません。

また、早朝のコンビニでの食費や飲み物代も地味に積み重なります。

 

交通費を節約する最大のコツは「乗り合わせ(割り勘)」です。

釣り仲間と一緒に車一台で行けば、高速代やガソリン代を頭割りできるので、一人当たりの負担を一気に減らせます。

運転を交代すれば疲れも半減しますし、道中の釣り談義も楽しいものです。

 

船釣りはお金がかかる以上の価値とコスパ

船釣りはお金がかかる以上の価値とコスパ

ここまで費用の話ばかりしてきましたが、「うわっ、やっぱり高いな…」と思われたかもしれません。

しかし、私がそれでも船釣りを続けているのは、支払った金額以上の「価値(リターン)」があると感じているからです。

ここからは、船釣りのコストパフォーマンスについて考えてみましょう。

 

船釣りの料金が高いのには理由がある

そもそも、なぜ乗船料は1万円もするのでしょうか。

実は、船宿側の経費を考えると、決して「ぼったくり」ではないことが分かります。

 

数千万円から億単位もする船の購入費、年間数百万円かかる維持費や係留費、そして何より大量に消費する燃料代

船は車とは比較にならないほどの燃料を食います。

これらに加えて、船長は私たちを釣らせるために日々ポイントを開拓し、海上の安全を守ってくれています。

あの乗船料は、快適に釣りをするための「場所代」と、プロのガイドによる「サービス料」だと私は考えています。

 

高級魚を釣って元を取ることは可能か

「元を取る」という考え方は釣り人あるあるですね。

結論から言うと、「狙う魚種によっては十分に可能」です。

 

例えば、スーパーで買うと1匹数千円するような高級魚(マダイ、ヒラメ、アマダイ、大型のタチウオやブリなど)が数匹釣れれば、市場価格換算で乗船料を超えることは珍しくありません。

特に「白アマダイ」や「オニカサゴ」のような、市場にはあまり出回らない超高級魚をゲットできた時の「お得感」は半端ないですよ。

ただし、ボウズ(0匹)のリスクもあるのが釣りの難しいところですが…。

 

コスパ最強の釣り物と美味しいターゲット

コスパ最強の釣り物と美味しいターゲット

「確実に美味しい魚を持ち帰りたい!」というコスパ重視の方には、以下の釣り物がおすすめです。

 

ライトアジ

東京湾などで人気のライトアジは、乗船料が安く(6,000円〜)、初心者でも数釣りが楽しめます。

30匹釣れれば1匹あたりの単価は200円程度になりますが、その味は「金アジ」や「黄金アジ」と呼ばれるブランド級。

脂の乗りが違います。

 

タチウオ

「ドラゴン」と呼ばれる指5本サイズ以上の大型タチウオは、鮮魚店で買うと1本3,000円〜5,000円することも。

数本釣れば余裕で元が取れます。

釣趣も面白く、食べて美味しい最高のターゲットです。

 

タコ・イカ

マダコやイカ類は、冷凍保存がきくため、大量に釣れても無駄になりません。

スーパーで買うと非常に高い食材なので、冷凍庫にストックしておけば家計も大助かりです。

 

スーパーの価格と比較した魚の価値

スーパーで売っている魚と、自分で釣った魚。

値段だけで比較するのはナンセンスかもしれません。

なぜなら、「品質(クオリティ)」が全く違うからです。

 

船釣りで釣った魚は、その場で「血抜き」や「神経締め」などの処理を施すことができます。

これにより、魚の臭みが消え、旨味が劇的に向上します。

釣りたてのアジの刺身のプリプリ感や、脂の乗ったタチウオの炙りの香ばしさは、お金を出してもなかなか買えないプライスレスな味です。

「釣り人の特権」とも言えるこの味を知ってしまうと、もうスーパーの魚には戻れないかもしれません。

 

中古やメルカリで初期費用を抑える

初期費用を抑えるためには、中古市場をフル活用しましょう。

「メルカリ」や「タックルベリー」などの中古釣具店には、状態の良い竿やリールが定価の半額以下で並んでいることがよくあります。

 

特に、初心者のうちは「新品の最高級品」にこだわる必要はありません。

中古でミドルクラスの道具を安く手に入れて、使い倒すのが賢い選択かなと思います。

もし釣りを辞めることになっても、シマノやダイワといった人気メーカーの道具ならリセールバリューが高いので、売却して資金回収もしやすいですよ。

 

船釣りはお金がかかるがそれ以上の感動がある

船釣りはお金がかかるがそれ以上の感動がある

最後に、まとめとしてお伝えしたいのは、船釣りには「金額では測れない感動」があるということです。

 

大海原の真ん中で浴びる潮風、朝日が昇る瞬間の絶景、竿が大きく曲がった時の強烈な引き、そして何より、自分で釣った魚を家族や友人と囲んで食べる夕食の時間。

これらは、数万円の出費をしてでも味わう価値のある体験だと、私は心から思います。

「モノ」ではなく「体験」にお金を使うという意味では、非常に豊かな趣味と言えるのではないでしょうか。

 

「お金がかかる」と恐れずに、まずはレンタルタックルで手軽なプランから始めてみてください。

きっと、その金額以上の興奮と満足感があなたを待っているはずです。

 

船釣りはお金がかかるというテーマのまとめ

船釣りはお金がかかるイメージがありますが、道具の選び方や釣り物の選択、割り勘などの工夫次第でコストをコントロールすることは十分に可能です。

それ以上に、新鮮で美味しい魚が手に入ることや、非日常的な体験ができることを考えれば、非常にコストパフォーマンスの高い趣味だと言えるでしょう。

ぜひ、賢く予算を組んで、船釣りの世界に飛び込んでみてください。

 

※記事内で紹介した価格や相場は、執筆時点での一般的な目安です。

実際の料金は船宿や地域、時期によって変動しますので、必ず公式サイト等で最新情報をご確認ください。