こんにちは。ジギングナビ、運営者の「ジン」です。
アジングを始めてある程度釣れるようになると、ふと「なんだか最近、釣りが作業っぽくなってつまらないな」と感じたり、「風が強い日は何をしているかサッパリ分からなくて釣れる気がしない」という壁にぶつかったりすることはありませんか。
もしそう感じているなら、それはあなたが脱初心者のステップに足をかけている証拠かもしれません。
現在のアジングシーンではオートマチックに魚が掛かるソリッドティップが主流ですが、実は「アジング チューブラー ロッド」という選択肢にこそ、もっと能動的で刺激的なゲームを楽しむための鍵が隠されています。
感度ビンビンのロッドで、水中の情報を読み取り、自分から積極的にアタリを掛けにいく快感を知れば、マンネリ化したアジングが劇的に面白くなるはずです。
この記事のポイント
- アジングが「つまらない」と感じる原因と、それを解消するチューブラーの特性
- ソリッドティップとの決定的な違いや、強風時における圧倒的なメリット
- 2026年現在の最新機種を含む、上級者も納得のおすすめチューブラーロッド
- メタルジグやプラグ、ワームカラーの使い分けによる実戦的な攻略法
アジングでチューブラーロッドを使うべき理由

現在のアジング市場では「ジグ単(ジグヘッド単体)」には食い込みの良いソリッドティップが良い、というのが定説になっています。
しかし、あえてチューブラーロッドを選ぶアングラーが増えているのには、流行り廃りではない明確な理由があるんです。
それは、魚が勝手に掛かるのを待つのではなく、「アングラーが情報を感じ取り、自ら掛ける」という攻撃的なスタイルが可能になるからです。
ここでは、なぜ今チューブラーが見直されているのか、その核心に迫ります。
「つまらない」を脱却する操作性の高さ

アジングを「つまらない」と感じてしまう最大の要因は、1g以下の軽いリグを使っている時に手元に情報が伝わってこない「ノー感じ」の状態ではないでしょうか。
何をやっているか分からないまま、たまたま魚が釣れていたという経験は私にもありますし、それではすぐに飽きてしまいますよね。
チューブラーロッドは、中空構造特有の「張り」を持っています。
この張りが、水中のリグの存在感や潮流の変化を明確な抵抗感として手元に伝えてくれます。
操作感がぼやけないので、「今、リグを少し跳ね上げた」「フォールで潮に馴染ませた」という意図的な操作が可能になります。
ここがポイント
「釣れた」ではなく「釣った」という感覚を強く得られるのがチューブラーの最大の魅力。自分で操作して魚を騙すゲーム性が、アジングのマンネリ感や虚無感を払拭してくれます。
ソリッドとどっち?感度や硬さの違い

「結局、ソリッドとどっちが良いの?」という疑問は尽きませんよね。
一般的にソリッドは中身が詰まっており、しなやかに曲がるため「荷重感度(重みを感じる感度)」や「食い込み」に優れています。
対してチューブラーは中空で硬さがあり、「反響感度(振動を感じる感度)」と「操作性」に優れています。
| 特性 | ソリッドティップ | チューブラーティップ |
|---|---|---|
| 構造 | 中実(詰まっている) | 中空(パイプ状) |
| 得意な感度 | 荷重感度(モタレ感・重み) | 反響感度(手元への振動・衝撃) |
| アクション | マイルド、追従性が高い | キビキビ、レスポンスが良い |
| おすすめな人 | 軽量ジグ単メイン、乗せ重視 | 掛け重視、プラグ・ジグも使いたい |
最近のチューブラーは技術進化により軽量化が進んでおり、昔のように「硬すぎて弾く棒」ではなくなっていますが、基本的にはキビキビとした操作を好み、自分のタイミングで合わせたいならチューブラーに軍配が上がります。
手元に響く反響感度のメカニズム

チューブラーロッド最大のアドバンテージは、乾いた「反響感度」です。
中空のパイプ構造は、中身が詰まった構造に比べて振動の減衰が少なく、響きやすいという物理的な特性があります。
楽器のパイプなどをイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
アジが「コンッ」と吸い込んだ瞬間や、ボトムの砂利に「カツッ」と当たった感触が、電気信号のようにダイレクトに手元へ伝わってきます。
この情報は、暗闇の中で釣りをするナイトゲームにおいて非常に強力な武器になります。
目視できない状況でも、手元の感覚だけで水中の映像をイメージできるようになるのは、チューブラーならではの快感ですね。
強風の状況下で発揮される圧倒的強み

アジングの大敵である「強風」。
特に冬場のアジングでは避けて通れない問題です。
柔らかいソリッドティップだと、風に煽られてティップが勝手に曲がり込んでしまい、アタリなのか風なのか判別不能になることがあります。
また、ラインメンディング(糸の管理)もしにくくなります。
そんな時こそチューブラーの出番です。張りがあるティップは風圧に負けず、ロッドポジションをキープできます。
ロッドを海面近くまで下げてラインを張る際も、ティップが垂れすぎないので、的確なテンションコントロールが可能です。
「風が強くて何をしてるか分からない」というストレスから解放されるだけでも、導入する価値は十分にあります。
特有のメリットとデメリットを比較

もちろん、全てにおいて万能というわけではありません。
メリットとデメリットを正しく理解して使い分けることが重要です。
チューブラーのメリット
- 反響感度が高く、金属的なアタリを感知しやすい。
- ロッド全体にパワーがあり、キャロ、フロート、メタルジグなどの重めのリグも背負える汎用性がある。
- フッキングパワーが伝わりやすく、アジの硬い上顎にガッチリ掛けられる。
チューブラーのデメリット
- 1g以下の極軽量ジグヘッドの操作感は、慣れるまで分かりにくい場合がある。
- 反発力が強いため、活性が低い時の弱い吸い込みバイトを弾いてしまうことがある。
おすすめのアジングチューブラーロッド活用術

では、実際にどのようなロッドを選び、どう使えば釣果に繋がるのか。
ここからは具体的なモデルや、チューブラーの特性を活かした実践的なテクニックを紹介していきます。
上級者も唸る最強のモデルを紹介
市場には数多くのアジングロッドがありますが、チューブラーの名作と呼ばれるモデルは限られています。
特に注目したいのは、感度と曲がりのバランスが良いモデルです。
ヤマガブランクス BlueCurrent III 69/76 Stream
「曲げて獲る」を信条とするヤマガブランクスのロッドは、チューブラーでありながら魚を掛けると鞭のようにしなるのが特徴です。
いわゆるパッツン系(硬い棒のようなロッド)が苦手な方でも扱いやすく、魚を掛けた後のバラシも少ないので、最初の1本として非常におすすめできます。
シマノ Soare XR S76UL-T
シマノ独自の「ソフチューブトップ」は、チューブラーの感度とソリッドのようなしなやかさを併せ持つ技術です。
7.6フィートという長さは、磯やテトラ帯、強風時のメンディングに強く、軽量リグからプラグまで幅広くこなす優等生です。
オリムピック 23 CORTO 642L-T
感度を極限まで追求するならオリムピックのコルトシリーズは外せません。
反響感度が非常に高く、1.5g前後のジグ単を攻撃的に操作して掛けていくスタイルには最強の相棒となるでしょう。
メジャークラフト 鯵道 5G S622M/S682M
コストパフォーマンスを重視するなら鯵道5Gが優秀です。
「T1100G」カーボンと「R360構造」を採用しており、軽量かつブレの少ないブランクスを実現しています。
Lモデルはソリッドティップ採用が多いので、チューブラーらしい張りを求めるならMモデルが狙い目です。
メタルジグやプラグを操るテクニック

チューブラーロッドを手に入れたら、ぜひ試してほしいのが「ハードルアー」の釣りです。
ソリッドティップではルアーの重みに負けてアクションが吸収されてしまいがちですが、チューブラーならキレのある動きを演出できます。
- マイクロメタルジグ(3g〜5g): ロッドを軽くしゃくってジグを跳ね上げ、フォールで食わせる。チューブラーの反発力を使えば、小さな力で鋭いダートアクションが出せます。
- シンキングペンシル・ミノー: 潮の流れを感じながらのタダ巻きや、小刻みなトゥイッチ。水流抵抗をティップで感じ取りながら、ついばむようなバイトを即座にフッキングに持ち込めます。
釣果が変わる効果的なロッドの使い方

チューブラーロッドで釣果を伸ばすコツは、「即合わせ」です。
ソリッドのようにティップが追従して魚が勝手に掛かることは少ないため、違和感を感じたら電撃的に手首を返して合わせを入れる必要があります。
「コンッ」という明確なアタリだけでなく、ふっと重みが消える「抜けアタリ」や、モタッとした違和感に対しても、積極的に掛けにいってください。
この反射神経を駆使するゲーム性こそが、アジングの醍醐味であり、上達への近道となります。
釣れない時間を打開するリアクション

アジがそこにいるのに口を使わない、いわゆる「食い渋り」の時間帯。
ワームを漂わせるだけの釣りでは見切られてしまうことがあります。そんな時こそ、チューブラーの出番です。
ロッドを鋭く煽ってリグを左右にダートさせ、アジの捕食スイッチを強制的に入れる「リアクションの釣り」は、硬めのティップを持つチューブラーが得意とする戦法です。
パニックを起こしたベイトフィッシュを演出することで、思わず口を使わせることができます。
これは「つまらない」時間を「エキサイティング」な時間に変える魔法のメソッドです。
状況に合わせたアジングのワームの色

ロッドワークで魚を誘った後は、最後の食わせの要素として「ワームのカラー」が重要になります。
チューブラーでのリアクション狙いでも、漂わせる釣りでも、状況にマッチした色選びは必須です。
カラーローテーションの基本
- クリア・ラメ系: 澄み潮や常夜灯の下、プランクトンパターンなどの基本カラー。迷ったらまずはここから。
- チャート・ピンク系: 濁りが入っている時や、まず魚に気づかせたい時のアピールカラー。
- グロー(夜光)系: 闇磯やディープエリアなど、光が届かない場所で有効。ただし、高活性時に目立ちすぎるとスレるのも早いので注意。
アジングのワームカラー選びについては、さらに奥深い世界があります。
もし色が多すぎて選べないという方は、基本的な選び方をまとめた記事も参考にしてみてください。
チューブラーロッドという新しい武器と、状況に合わせたルアー選択で、アジングの楽しさは何倍にも広がります。
ぜひ、次の釣行では「自分で掛けた1匹」の感動を味わってくださいね。
まとめ:チューブラーロッドを選ぶメリット
感度と操作性に優れ、強風や深場でもリグをコントロールできる点が最大の強みです。
初心者からのステップアップや、掛けの釣りを楽しみたいアングラーにとって、釣りの質を向上させる最高の選択肢となるでしょう。
※本記事の情報は一般的な目安です。ロッドのスペックはメーカーやモデルによって異なりますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。